東野圭吾の名作【希望の糸】のレビュー、感想!家族の絆を題材にしたミステリー。

ライフ

最近は小説を読んでなかったですが東野圭吾さんの小説が昔から好きだったので読んでみました。

今回はそのあらすじや感想を書いていきます。

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あらすじ

東野圭吾「令和」初の新作書き下ろし長編ミステリー!

彼は再生を願い、彼女は未来を信じた– 閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。

捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。

災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。

容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

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2つの家族

大震災で子供を亡くした家族と死期を迎えた父から実はお前には弟がいると衝撃の告白を受けた女性。

主人公は東野圭吾の『卒業』など数々作品で主人公として事件を解決してきた加賀恭一郎の従兄弟にあたる若き刑事の松宮修平。

この主人公も殺人事件に関わりながら自分の出生の秘密を紐解いていきます。

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本の半分くらいで犯人が捕まる!?

なんと希望の糸は半分くらい読み進めたところで犯人は捕まります。

私も読んでいてもう捕まったの?って思いました。

この本はこれからが本番になります。犯人の動機に納得いかない主人公が加賀恭一郎に相談しながら捜査を進めていき真相を究明していきます。

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家族の絆

この本のテーマは家族の絆です。

紹介しました2つの家族の絆が殺人事件というトリガーから少しずつ繋がっていきます。

感動する場面もありますのでミステリーはちょっと…って方も是非オススメです。

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読者の反応

読者の反応はどうでしょうか?

まとめ

本作は東野圭吾が生み出した名刑事・加賀恭一郎シリーズの第11作目です。主人公は従兄弟の松宮修平ですが加賀恭一郎もアドバイスをするいい役目をしてますね。

殺人事件ではありますが犯人探しでなくその先にある思惑や背景まで明らかになっていくのが読んでいて気持ちがいいです。

希望の糸は『赤い指』『祈りの幕の下りる時』も読んでみてからが私個人のオススメの読み方です。

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