初心者にも作りやすい農作物と言われているミニトマト。春過ぎになるとホームセンターなどでもミニトマトの苗をよく目にするようになりますね。
実際ミニトマトは初心者からも育てやすい野菜の一つなんです!
是非ホームスーパーなどでミニトマトの苗が売っている場合、ミニトマト栽培に目を向けて見ませんか?
今回はそんなミニトマトの苗はどのようなものが良いのか、良い苗の選び方や注意点についてご紹介します。
ミニトマト苗の選び方①子葉がついている
まずは子葉と言われる葉っぱがついている苗があれば、そのミニトマトの苗を選びましょう。
子葉は双葉と言ったりもしますね!いわゆる土本にある二枚の小さな葉っぱを指します。通常ミニトマトの葉っぱはぎざぎざした特徴のある葉っぱですが、子葉の場合、丸みを帯びた細長い葉っぱのためすぐに違いが判ると思います。
もちろん子葉がついていないものじゃないとダメなわけではありません。
あくまでも良いミニトマトの苗の特徴であり、子葉がついていない苗もしっかりと育つものも多くありますので、ホームセンターに子葉がついているものがない!という方も次の注意点を見ながら苗を選ぶと良いでしょう。
逆に子葉がついているミニトマトの苗を発見した場合、積極的に選ぶと良いですよ!
ミニトマト苗の選び方②つぼみや花がついている
ミニトマトの苗ではつぼみや花がついているものを選ぶと無難とされています。
この理由として、「つるぼけ」を避けるためです。
つるぼけとは?
栄養分が高すぎる土や水の上げすぎで起きる症状であり、多くの栄養が実にいかず葉や茎にいってしまい、つぼみや花を作ろうとしない状態のものです。
初心者の方には茎が長く伸びており、ミニトマトがちゃんと育っていると勘違いしてしまう方もちらほら。茎が異常に伸びていた場合、しっかりとつるぼけの可能性を考えていきましょう。
このつるぼけに対して、種植えからするミニトマト栽培の方は、いくつかの注意点がありますが、苗植えからする方はそもそもつぼみや花をつけているものを選び、今後つるぼけの可能性が無い苗を選ぶと良いでしょう。
つぼみや花が既についているものは、先端まで十分に栄養がいきわたっていることを意味していますよ!
ミニトマト苗の選び方③小さすぎる苗は選ばない
つるぼけは土や水などの栄養が多すぎる場合だけに起きる症状ではありません。
小さな苗が急な気温の変化により、花を咲かせてしまった場合も、つるぼけを起こしてしまう可能性があるんです!
小さい苗に咲いた花は受粉が起きにくくなり、その後実がつきにくくなってしまいます。
ミニトマトの苗が市場に出回る3月から4月上旬にかけては、ミニトマトの苗も小さいものが多いでしょう。その場合、すぐに植え付けするのではなく、購入したポットのまま育て、まずはしっかりと大きくする必要があります。
ミニトマトの苗は適当に選ばない!
今回説明したようにミニトマトの苗を選ぶだけで考えなければならない要素はたくさんあります。
ホームセンターで売っているのだからどれも大丈夫だろうとはなりません!その苗の状況でその後の病気や実の付き具合は大きく変化するということを覚えておきましょう。
ミニトマトの苗のじょうたいからつるぼけを起こす可能性が変化していくということを頭にいれながら苗を選ぶと良いでしょう。
今後しっかりとしたミニトマトを作るためにも、まずは苗選びからしっかりと決めていく必要があるでしょう。
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